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お誘いいただきまして、久しぶりに映画を見に行きました。 戦火の馬というやつ。 アカデミー賞発表直前に、ノミネート作品の紹介をテレビで見ていた時に、 気になってたものです。 ネタバレしまくりなので、見る予定がある方は読まない方がいいかと。 あらすじ 第一次世界大戦前夜のイギリスの農村で、1頭の美しい馬が貧しい農家にひきとられる。この家の少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)は、“ジョーイ”と名付けられたその馬とかけがえのない友情を結ぶ。しかし戦争が始まると、ジョーイは英国軍の軍馬として売られ、フランスの戦地に送られる。アルバートはジョーイを探すため、徴兵年齢に満たないにもかかわらず入隊し、最前線フランスに向かう。ジョーイは死と隣り合わせの過酷な日々のなか、軍馬を誰よりも大切にするイギリス人将校、ドイツ軍を脱走した少年兵の幼い兄弟、両親を失ったフランスの少女らと巡り合う。過酷な運命に立ち向かう人々との出会いと別れを繰り返しなら、やがてジョーイは彼らの希望となり、“奇跡の馬”と呼ばれる。
嵐の中行ってきました。 大分前に読んだのですっかり忘れた。 ずっと読んでみたいなーと思っていたのに、難しいからやる気が出なかった本。 3/19 せっかく九鬼氏を読んだので、そのままの勢いで西田氏も。 言葉の解説書かとおもいきや、別れを通した死生観の本でした。 偶然性とは必然性の否定である。
「個物および個々の事象」の核心的意味は「一の系列と他の系列との邂逅」といふことに存し、
運命としての偶然性は、必然性との異種結合によつて「必然-偶然者」の構造を示し、 作者はこれに関し、以下のように述べている。 本書P179・6行目 運命に対しては、われわれは、単にそうあらしめられたいということだけでなく、運命の話は蛇足なんですけども。 「個物および個々の事象」の核心的意味は「一の系列と他の系列との邂逅」ってとこに、 うわああああした。 昨日のことに繋がると思ったので。 昨日の事→http://5th-satellite.jugem.jp/?eid=1170 そもそも、ナイルの一滴の話は、この本で引用されていたのですがね。 そこで考えていたことが、ここでまた展開されるなんて思わずにいた。 こととものの違いが面白かった―。 大伴家持の歌が面白かったー。 天地(あめつち)の 遠き初めよ 世間(よのなか)は 常なきものと 語り継ぎ 流らへ来たれ 天の原 振り放(さ)け見れば 照る月も 満ち欠けしけり あしひきの 山の木末(こぬれ)も 春されば 花咲きにほひ 秋づけば 露霜(つゆしも)負ひて 風交り もみぢ散りけり 全体的に、引用が多くて、その引用が効果的で、元ネタが読みたくなる本でした。 もう今月も終わってしまうので、前半の日記ではなくなってしまったけれども。 |
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