この人の文章は、すごく読みやすくて好きです。
大津と遠藤周作の人生は似たところがあったのかな?
大津の迷うという一本の道を進む姿勢が、神様が一番喜ぶことかもしれない。
その人の人生の中で、信じるものが神になるなら、
神は1だし0だし無限でもある。
ただ、人が何を信じるかは自由で、それが宗教であるときも。
でも、この話の中では、神のことを玉ねぎって呼んでる。
玉ねぎって、むき続けることができて、芯がない。
この例えがにんじんじゃないから、何か意味がある気がしてしまう。
登場人物たちは、インドを旅してます。
インドといえば、ガンジス河。
深い河とはガンジスのことです。
でも、河は神様なのですよ。