モノ

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穂村さんのきもさとかわいさが紙一重なところが好きです。

エッセイということになっているのかな?
でも、きっと、半分は嘘です。
いや、三分の一かも。
どこからどこまでが嘘か分かりません。

担当編集者のサクマさんと一緒に、今まで経験したことのないことを経験して、
それを文章にするって企画で。
それがあれよという間に、こんなことになってしまって。

一番印象に残った場面は、
はとバスツアーに参加して、その帰り道が渋滞してしまって。
サクマさんは眠ってしまいます。
「私はうつむいて、サクマさんの手にそっと唾を落とす」
これを見たとき、鳥肌がたちそうな勢いでひいてしまった。
唾を落とすってどういうことって思って。
舐めたのか、よだれをたらして落としたのか、指に唾つけてなぞったのか。
どれにしろ、気持ち悪いじゃないですか。
多分このとき、サクマさんのこと好きだったんだろうけど、
自分の好きなものに、唾をつけるって行為に死ぬほど、嫌悪感をおぼえたんですよ。
所有の証っていうか、サクマさん寝てるから、こっそりっていうのもやだし。
でも、冷静に考えてみると、きっとこれはキスしたんだろうなってことに気づきまして。
それでも、気持ち悪いですけどね。
キスするっていわないで、なんで唾?
なんかそこに激しい執着がある気がして。
多分、この文章は短歌風だから、ゴロがよかったのかなとも思うけど。
やっぱり、いやー!

結婚式場に見学に行って、カップルたちとエレベーターに乗った際の話と、
住宅展示場に行った話も、紙一重だな。

穂村さん、結婚したんですね。
この人と結婚できるってすげぇと思う。
本を読む限りでは、生活力なさそうだもん。
| 11:56 | ほん | comments(0) | trackbacks(0) |
本庄 ひさ子,わたり むつこ
こちらの表紙は、ソフト版だそうで。
私が読んだのは、ハードカバーの初版でした。
1980年。
作者のわたりむつこさんは、ゆうれいのおはなしなどを書いている方で、
長編はあまりない記憶が。
戦争の体験から、長編を書くに至ったようです。
手許に本がなくて、詳しいことは忘れてしまったのですが…
あとがきに書いてあったと思います。

昔に読んだことがあります。
絵も綺麗で、挿絵を全部覚えていました。
表紙の絵は、男の子が鼻が大きいはなはな。
女の子が耳に特徴のあるみんみ。
二人は双子で、森の巨木に家族五人で暮らしている小人です。
小人はかつて、空を飛ぶ力・物を投げる力・水中をもぐる力を持っていました。
やがて、食料をとりあって小人大戦争がはじまり、多くの小人たちは死に耐えました。
海を流れ、生き残った僅かな小人が、はなはなみんみたちでした。
あるとき、北からやってきた烏が小人を海で見たという話をしていたことから、
小人の生き残りがまだいる事を知り、探しに行くことになりました…

白ひげおじいさんが、空を飛ぶ力をもっていたのにも関わらず、
はなはなみんみに教えなかったのは、その力で戦争がおこってしまったから。
でも、他の仲間に会うための助けになるように、飛ぶ魔法を教えます。

魔法は武器であって、小人は人間で。
わかりやすい、戦争はよくないというメッセージと、
魔法を人を助ける為に使うという、力を有効に使えば役立つのではないか…という思い。
はなはなは、魔法を正しく使い、勇敢に戦っています。
戦ってはないか。
未来に希望をもって、切り開く為に突進してます。

人の、窮地に陥った時の弱さとかも、きちんと描かれているし、
そちらの方に共感する人のほうが多いんじゃないかな。
なんだっけ、かやく玉みたいなのがあるんですけど、
それを作った小人が、研究の成果としてそれが出来上がったときは嬉しかったって。
何に使われて、何が起こるか考えなかったって。
みんな、自分のことで精一杯だったって。
| 18:28 | ほん | comments(0) | trackbacks(0) |
本庄 ひさ子,わたり むつこ
二つの家族が、舟にのって自分たちがかつて住んだ島を探しに出た先でたどり着いた島での話。

かつて水中で戦って死んだ夫を持つおばあさん(例の如く個人名失念)も、
はなはなみんみの若い力に答えるように、水中をもぐる魔法を伝えます。
基本的には、前作と同じような根本です。
加わったのは、愛する者についてでしょうか。
失うということ。

たどり着いた島では、地面がゆらぐ(地震ですね)のですが、
かつてないほど大きな揺らぎが起こった後、
その恐怖に煽られて、海を越えて安全な島に逃げようと、
大量に海に飛び込むんです。
それも印象深かったのですが、そのあと谷に行ったときに、
その時逃げ出した兄弟がでてくるんです。
お母さんたちは飛び込んでしまったけど、怖かったから逃げたって。
おねえちゃんはきちんとしてたけど、弟は何がなんだかわかってない様子で。
なんか、すごい印象に残った場面だなぁ…

小人たちが助けを求めた時、殆んどのねずみたちがこばんだんですよ。
前作でも、うさぎの集落に助けを求めた時、こばまれてて。
困った時に助け合うって、恐怖がとなりにいるときはとても難しいんだなって。
みんな自分のことで精一杯。

あらすじは、島のゆらぎをとめるための冒険が主な話ですよ。

完結編はいつ読めるのかなー。
| 18:44 | ほん | comments(0) | trackbacks(0) |
いやーん!ミュージックステーションのビデオ、最後の何秒かだけ切れとるがな!
んまぁ、いいです。もう。
今日は、擬音たっぷりで。

オフコース聞くと冬になるって、レントゲンもそうじゃないか。
しゃろうすりーぷは、初夏ですけど。
丈の高い青い草の中を走ってく感じです。

リアルタイムで見ていたときは、
うわっぁ!ってひやひやものの歌だった気がしたんですけど、
改めて見てみたら、そんなことないような気がする。
多分、吐息の多い歌声に違和感があったんだろうな。
でも、途中で唐突に調子がよくなったので、びっくりです。
ちゅか、こう、ギターをクイって体側に引き寄せるのが、かっこいいです。
Mステみんなかっこよかった!
のに、全然うつんないよ!
これだけ電気系が発達しておきながら、視聴者の見たいものが見れないなんて!
ギターおじゅくじゅくしながら、口が「うまっ」ってなってるのすきなんですけど、
久しぶりに見た気がするなぁ!

私、デイブレイクスベル好きみたいです。
まいどりちゃんよりも、好き。
でも、やっぱ、まいどりをライブで聴いたときの、
イントロで作られた空気が忘れられない。

なにが好きって、一番「あなたに〜」からのづるるづるる〜と、
二番「誰もに流れる〜」からのぴろろぴろろ!
もしかして「あなたに〜≪じゃーん≫」までギター入ってない?
それで、あのなんか盛りだくさんの音が鳴ってて、物足りなくないっていうのは、
インタビューでゆきひろさんが言ってたみたいな、
歌に対するアプローチってやつですか?
うんでさ、ベースとギターが同じフレーズを弾く、
づるるづるるってとこおいしすぎる。
ドラム:ずったたずったたずたたたとギターが絡んで、
その隙間を関係なくうねうね行きかってるベース。
で、サビ。
好きなんだけど、って思わず言ってしまうのは、
なんか、サビがきれい過ぎる気がするのです。
英語が裏声じゃなかったら、とか想像しても、似合わないからこれでいいんですけど。
「だいきら≪ぴろろぴろろ≫い」って、
その、「らーい」にあわせてギターの音量変わってない?
ギターソロのとき、ハイドさん「うわぃーいい」ってうなってないっすか?
てゆか、ハイドさんせっかく歌がうまくなったのに、
けんちゃんの作る曲を歌う難易度が上がってて意味ないじゃん!

Mステ感想なのに、デイブレ感想になってしまった。
だって、みんな普通にかっこいいんだもん!
曲もかっこいいんだもん!
見かけより、曲に夢中になってしまうわ。

あー早くアルバム発売しないかなぁ…
決して、シングルの発売日を待ちわびてるわけでもないという。
そして、早くLE-CIEL携帯サイトの先行を発表しなさいよね!
ニューズメーカーは、最後の一冊を無事捕獲してきました。

拍手おへんじです。
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| 19:21 | L':メディア | comments(0) | trackbacks(0) |
ソニーのサイトジャックのけんが可愛くて仕方無いんです。
すいません。
あーもう、久々に体温上がるもえ。
何度もみてにやけてます。
笑顔がかわいくて、きゅんしにしそう。

でも、よくよく見ると年相応なんですよね。
おじさんのようだとは言いませんけども。
髪型のせいかな?喋り方かも。
ノートの件の喋り方なんか正に。
「ノートにね、書き留めてるんですけどね」って膝を打って、その後の間の感じとか。
んでも、それがいい。
つか、そのベストのはちきれそうな感じが気になるのですけどもね。
かっこいいなーってハイドさんの言い方も好きや。
ほんとに、かっこいいって思ってるのですねぇ。

ハイドさんの何が楽しいんだか分かんないけど、
ぱんって手を打った後、満足げな?なにかを訴えるように、
こっちみて笑うなー!
なんか、すげぇかわいかった。
にっこーしてたね。にっこー。

このハイドさん、なんか黒くない?
座ってる二人の身長差と体格差がなんともいえないね。

10月8日22時の方と10月9日0時の方!
拍手、ありがとうございます。
最近、押してくださる方がいてとてもうれしいです。
だって、今日見たらお二人さまからなんですもん!

さいとじゃっくの文字起こししてみようか。
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| 22:46 | L':メディア | comments(0) | trackbacks(0) |
久々に会った友達に「おはよう」と言って笑いかけたら、
「佐久(仮)に笑いかけられた〜」って。
なんちゅー失礼なやっちゃと思ってたら、
その周りにいた友達に、「珍しいねー」って。
そうか、そうなのか、私が笑って挨拶するのは珍しいのか。
そしたら、そのなかの一人が「私なんて佐久に笑いかけられたことない」って言うもんだから。
えっ!と思ってショックだった。
確かにね、出会ってはじめから笑ってるのが珍しいのは認めます。
それも、嫌な話だけど。
んでも、一度も笑いかけたことないってことはないと思うのだけど…
そのこのこと苦手なのは苦手なんだけど、
それは悪意じゃなくて、気詰まりだから苦手なの。
苦手だから気詰まりなのかな。
「私のこと嫌いなんでしょ」って何度か言われてるし。
嫌われたくないって思いが、その言葉に出てるのか?
それとも単に女王さま気質なのか?
苦手だから、そんな風に思ってるのが伝わったのもあるし、
そう思われないように、ぎこちなく接してるってのもあるのよね、多分。
でも、やっぱり、そんなこと言う人は、困っちゃうから苦手であります。

10月9日の23時さん。
10月10日の12時さん。
どうもありがとうございます。
押してもなにもでないですけど…
ありがとうございます!
| 00:08 | 日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
そろそろ就職活動の時期です。
焦ってないわけじゃないんですが、また余裕でいられます。
とりあえず、自分の売り込みポイントを探さなくてはならないんですが、まず、そこに困った。
なんだろね。長所が浮かばないや。

っていう運命の分かれ道もあれば。

キスツアーはどこに申し込むべきかっていう。
最初は代々木一日目だけだったんですが、どさくさにまぎれてさいたまも。
焦ってたので、どっちに申し込んだんだっけー?みたいな。
当たりますように!

MUSICAは予約してみました。
楽しみだな〜

スピードいい曲。
どうせ、デイブレもスルーですもん。
だから、スピード聞いてました。

あーどんな職種がいいのかな…
うかばなすぎて、かえってこのどうしようもなさに開き直る。
| 00:14 | 日々 | comments(0) | trackbacks(0) |
けんちゃんかっこよかったー!
まとってる空気が、すごい、かっこよかった!

最初は、ハイドさんの帽子とてつのジャケットに釘づけになったのですが、
後ろのほうにいた、ちっこいけんさまに、今日はかっこいい!っていう予感を覚えた。
というか、もうその時点でかっこいい…とおののきましたが。

演奏中も、全体的にはハイドさんに釘付けだったのですが、
目の端にちらちら映るけんさんに、やられてしまった。
特にハイドさんの、帽子という小道具にやられてしまった。
帽子のどうこうより、その顔の見え加減がよい帽子だ。

見てなくても、そこに居るって事態に。
だって、今回ろくに顔がうつらなかったのに、なんという満足感。
ずっとうつむき加減だったけど、
その、耳が見える隙間のある髪型がすきすぎる。
耳がえろす。
それと、なんかあの髪の束感がすきさ。
「運命さえ飲み込まれ〜」が、ナイスカットだと思います!

それにしても、なんで歌詞に訳がついてたんだろ〜?
こういうの、ラルクに限らずいろんな歌の中で、はじめてみた。
ということは、ラルクからのお願いなのかなぁ…?

でいぶれくんを聞いていると、なにかに似てるなと思っちゃう。
多分、低いところから始まって、サビでぐんと高くなる、というか開放される歌が、
けん作曲には多いから、そこに惹かれるのだと思うけど。
聞いてるともやもやしてきて、ちゃぶだいひっくりかえしたくなる。
微妙にいろんな線をはずしてくるんだもん。
その狙いをはずして、気にならせることが狙いだったら、まじ、策士だし。
気になりすぎちゃって、結局、何回も聞いてるんだもん。

「ちゃーんちゃーちゃーちゃーんちゃちゃー」ってサビでなってるピアノが気になる今日この頃。
あーもうほんと、この曲、全部分解してしまいたい…!

10月13日1時のお方!
ありがとうございます。
| 21:20 | L':メディア | comments(0) | trackbacks(0) |
梨花というおばさんが、傾きかけた芸者置屋に女中として働く話。
芸者の影や、色気、強さ、弱さといった、くろうとながらのものを、
しろうとである梨花の視線で、冷静に観察する。
しかし、梨花もただの素人でないと思います。

登場人物がなかなか覚えられなかった。
今でも、米子と主人と鬼子母神の関係がわかんねー
鬼子母神と主人が姉妹で鬼子母神の子供が米子でよいんでしょうか?

不二子が病気になったとき。
米子が主人に飛び掛った拍子に見えた、梨花にとってはあでやかな主人の倒れるさま。

梨花が病気になって、一時的にいとこの家にお世話になったとき。
おかゆのわびしい味について。

なんどりが泊まっていったとき。
朝、なんどりが起きたときのいろか。

こまかなことが積もりつもって、
芸者の悲しさや頼もしさがだんだん浮き上がってくる。
でも、最後には芸者であることの暗闇を流れるさまだけ残って、
しろうとの梨花には、こちら側の道があること。

主人もきっと、習慣にかまけていろいろな悪事を悪事と思わずにやってきたという点において、
やはり、やさしくあるように見えて、究極に芸者だし、
鬼子母神と血のつながりのある醜さも持ち合わせていうのだと思う。
| 23:55 | ほん | comments(0) | trackbacks(0) |
どういったらよいのやら。
穂村さんといえば、できないことが多い人なんですかね。
でも、できないことが多くても、
なぜできないかってことを考えると、
できないことが増えないんです。
できないことが増える・増えないってのもおかしな話ですけど。
だから、同じような話の連続のように思えてくる。
同じ思いをぐるぐるまわって、一歩も進まないで、話が薄くなってくる。
でも、そのとき感じた不安がどんどん積み重ねっていって、何かが濃くなっていってる。
そここそが穂村さんのような気がしています。

できないことっていうのは、できそうだけどできないとか、
やらなきゃいけなかったけど、できなかったとか。
ということは、何かの物事に出会わなければ、増減しないわけで。
なにも増減しない世界で、体育座りして、できないことについて考え続ける姿。
すげえ、自分と重なっていやなかんじー。

LE-CIELネット先行も全滅してしまいました…
関東地区(さいたま・代々木)でしたらいつでもよいので、
譲ってくださる方を探しています。
連絡先です。
onami_konami*hotmail.com
よろしくお願いいたします。
| 23:55 | ほん | comments(0) | trackbacks(0) |
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