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17日に行ってきていたのです。
あまりにいろいろけんちゃんが濃かったので、 記事には出来ませんでしたが、 今日は落ち着いているので、記事にしてみようかと。 しかしながら、記憶は薄いです。 とりあえず、人が凄かった。 数えられるほどしか美術館に行ったことがないのですが、 こんなに混んでるとは思わなくて。 それでうんざりしてしまったので、すいてるところを見てみようということで、 始めは、小さく分けられていた、 親と子のギャラリー「プライスコレクション 若冲と江戸絵画」を見ました。 こっちの方がじっくり見ることが出来て、記憶に残りました。 書きかけの絵(松に鶴図屏風)がすきだったなぁ。 これも本編も展示物に屏風が結構あって。 屏風って結構大きいんですね。 昔の日本人は小さかったはずだから、もっと大きく感じていたはず。 屏風の見方が紹介されていてそれを実践しつつ色々な屏風を見ました。 その見方っていうのが、斜めからみるっていうので。 屏風って蛇腹になっているんですけど、 斜めから見ると、見えない部分が出てくるのです。 でも、その見えない部分をすっ飛ばしても、ちゃんと繋がってるえに見えるんです。 123456と面があったら、135だけでも絵が成り立ってる。 あと、123と456で別になっていたとしても、 123456だけでなくても、456123でも絵が成り立ったりとか。 まじ、すげぇと普通に感心してしまいました。 つか、屏風欲しくなった。 そんなのかざるような家じゃないけど、 掛け軸より、面白いなぁと思い。 掛け軸でも、連作になってるのとかがいいなぁ。 そういう物語っていうか、こま漫画みたいな。 あとは、発掘物もみました。 埴輪とか銅鏡とか銅剣とか三角縁神獣鏡とか。 日本史を学んだことがある人なら記憶にあるかもしれないほど、 有名なものがたっぷり。 ワカタケルの剣もあったよ。 漢字は思い出せないけど「ワカ□タ□ル」みたいなの覚えはないですかね? これが一番興奮したかも。 あと、馬の埴輪のお尻に穴が開いててひとり笑ってしまった。 「肛門まで!すげぇよ」とね。 肛門じゃなくてただ単に作るのに必要な穴だと思いますが。 さて、本編。 相変わらず混んでましたが、諦めて入場。 四つの部屋に分かれていました。 「エキセントリック」と名づけられたのが、 若冲作品が多く展示された部屋でした。 あとは、絵がガラスに入っておらず日の光のような照明で、 絵の変化が楽しめる部屋などもありました。 やはり若冲の部屋は一番混んでいて、 じっくり見ている場合ではありませんでした。 どうやって絵を見たらいいのか分からないので、 とりあえず近くでじーっと見ていました。 遠くから見ればよかったなあと今は思います。 「鳥獣花木図屏風」と「紫陽花双鶏図」と 「葡萄図」と「雪中鴛鴦図」が一番混んでました。 「紫陽花〜」はじっくり見てしまいました。 凄い。の一言でした。 赤いとさかに無数の白い点。 けど、あんまり若冲好きじゃないかも。 なんとなく、ロボットみたいで。 色はパッとしてて綺麗だったけど。 特に白。 色が好きなだけかなぁ。 けど、そういう好きもありよね。 どの絵にもいえることですが、 私は白黒よりはカラーが好きです。 そして、動物より人物、人物より花というか牡丹?が好きみたいです。 牡丹の花びらのびらびら加減と、ピンクが好き。 カラーが好きといいながら、白い絵の具が綺麗だなぁと思いました。 あと、結構絵の具が厚くて、でこぼこしてるのが感じられたのが驚きでした。 そんなこんなで、全109点の中で好きだったもの。 十二か月花鳥図/酒井抱一 貝図/鈴木其一 牡丹孔雀図屏風/長沢芦雪 唐人物図/伝曽我蕭白 柳下幽霊図/呉春(幽霊)・松村景文(柳) 雪中美人図/礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい) 松に鶴図屏風/森徹山 松竹梅群鳥八十八寿之図/中住道雲 秋草図/鈴木守一(しゅいつ) 白衣観音図/柴田是真 文読む美人図/歌川国貞 立美人図/懐月堂度辰 二美人図/勝川春章 美人に犬図/山口素絢 鶏図/岸駒 撫子に蜻蛉図/亀岡規礼 三千歳図/岩井江雲 芥子薊蓮華草図/伊年印 花鳥・物語図帖/伝菱川師宣 隅田川図/蹄斎北馬 唐獅子図屏風/水上景邨(みなかみけいそん) 閻魔と地獄太夫図/河鍋暁斎 波浪飛燕図/岡本秋暉 月下波上に千鳥図/鈴木其一 四季草花図・三十六歌仙図色紙貼交屏風/酒井抱一 ということで、浮世絵系がすきなんです。 あとはやっぱりお花。 「牡丹孔雀図屏風/長沢芦雪」で、牡丹が素敵だと思ってから、 お花に注目してみてしまいました。 この絵が一番好きだったのに、ポストカードないでやんの。 だから普通に、「鳥獣花木図屏風/伊藤若冲」と 「紫陽花双鶏図/伊藤若冲」を買いました。 いいのかこれって思ったのが、「猛虎図」が「Tiger」と翻訳されていたこと。 こんなアバウトでいいのかなぁ…? 人物の絵の何が凄いって、どんなに小さな人間であろうと、 着物の柄がしっかり書きこまれているし、 同じ顔の人が一人もいないというところです。 あと、何が凄かったって、 掛け軸の周りよ。 なんと言う部分かは知りませんが。 そこが、何気に絵とおんなじような模様がついていたりする。 すげぇ!って思った周りは、 「秋草図/鈴木守一(しゅいつ)」と、「二美人図/喜多川菊麿」です。 前者は周りも絵の一部となっているし、 後者は、はではでな周りが全然絵を邪魔してないと思ったからです。 ブログと公式とフォトグラフ(激おもい)を見ると、作品を見ることが出来ます。 今国立博物館のHP見たら、 面白そうなのがほかにもいっぱいあるみたいなので、また行きたいです。
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