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一定期間更新がないため広告を表示しています

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お誘いいただきまして、久しぶりに映画を見に行きました。
戦火の馬というやつ。
アカデミー賞発表直前に、ノミネート作品の紹介をテレビで見ていた時に、
気になってたものです。
ネタバレしまくりなので、見る予定がある方は読まない方がいいかと。

あらすじ
第一次世界大戦前夜のイギリスの農村で、1頭の美しい馬が貧しい農家にひきとられる。この家の少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)は、“ジョーイ”と名付けられたその馬とかけがえのない友情を結ぶ。しかし戦争が始まると、ジョーイは英国軍の軍馬として売られ、フランスの戦地に送られる。アルバートはジョーイを探すため、徴兵年齢に満たないにもかかわらず入隊し、最前線フランスに向かう。ジョーイは死と隣り合わせの過酷な日々のなか、軍馬を誰よりも大切にするイギリス人将校、ドイツ軍を脱走した少年兵の幼い兄弟、両親を失ったフランスの少女らと巡り合う。過酷な運命に立ち向かう人々との出会いと別れを繰り返しなら、やがてジョーイは彼らの希望となり、“奇跡の馬”と呼ばれる。


















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| 01:44 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |


以前から気になっていた松井冬子女史の絵。
気になった理由は、臓器などのグロテスクな表現、女性ということ、日本画、髪の毛。

絵についている解説はすべて本人によるもの。
その文章を読んでも意味がわからなかった。
頭の中に入っていかない。
詩的過ぎて、ばかばかしくなってしまって…
反発心とともに。
あとは単純にわからん。
直観でわからないものはわからんのだ。
おじさんが独り言で、わからん…って言っていた。
私もわからんよ、おじさん。

作者の来歴んとこが一番人が群がってた。
私も人となりに興味あるよー。
てゆか、年齢にびっくり!

なんの絵か忘れたけど、木彫りの額がかっこよかった。
木がまだ新しそうだったやつ。

転変図かな…?
その水色の表装が、ジグザグとした縫いがあってかっこよかった。

全体的に女体の足が太かったり、体がごつかったり、
顔が太ってたりしててもえなかった。
もえ目的じゃないから別にいいんだけど、実物の女体って感じがした。

同じような絵が2枚あったんだけど題名忘れちゃった。
内臓を引きずって歩いている女の絵。

羽根が長かったり、髪の毛が大量だったり、体からわざわざあふれさせちゃったり、菊が気持ち悪かったり、藤が蜂になっちゃったり。
過剰なところが、自意識の肥大と苦しみなのかなーと。

展示の構成は、「受動と自殺」「幽霊」「世界中の子と友達になれる」「部位」「腑分」「鏡面」「九相図」「ナルシシズム」「彼方」

題名が凄ずぎて、何の絵がどんなんだったかが覚えられなかった…
覚えているものだけ以下。

★受動と自殺
「ただちに穏やかになって眠りにおち」
これが好きだった。
鎖に縛られたまっしろい象が、黒い水に沈んでいく絵。
日本画の白が好きってのもあるかも。
白の存在感がすごくて。
黒い水に、象っていう巨大なまっしろがそのまま沈むのが、
潔癖っぽい感じがした。

★幽霊
「夜盲症」
有名なやつ。
この幽霊の顔が結構太くて、びっくりした。
幽霊は、重いのに軽い重力に逆らう感じが好きと。
なるほどなー。

「思考螺旋」
考えるときは、思考が髪の毛みたいになっているところを想像する。

「くちなわ」
二股の蛇なんだけど、くちなわの意味が分からず。
英語の題が「A Rotten Rope as a Snake」になっていて、気になっていた。
くちなわとは、蛇の別名だった。

「足の皮を引きずり歩く」
なんだろこれ?
全然わからん。
縦線がろっ骨?とか思ってみたけど、どうだろう…

★世界中の子と友達になれる
足が赤いのは血まみれなのかな?
顔が白いのがおそろしいです…

★部位
真っ白な部屋に飾られる、下絵・模写の数々。
メモらしきものの書き込みが見られる。
臓器の部分に「鬼書き」ってかいてあって、笑った。
仔牛の写生が凄かっただけに、
カラーの絵「解剖 仔牛」がぼんやりとした輪郭の絵だったことに納得いかず。

★腑分
臓器を書くことは、そのままを書くことだからぐろくもなんともなく、
当たり前のことである、みたいな…

「腑分図:乳児 前面」
赤ちゃんの解剖図。
赤ちゃんだって死ぬ。
その内には何かを持っている。
でも、羽根が生えてるんだよー。
天使。

★鏡面
「引き起こされた不足あるいは過剰」
羽根が長い鶏が向かい合っている図。
ナルシシズムに通じる絵だと思った。
自分が自分を消費する感じ。
一番身近に感じた絵でした。

★九相図
「應声は体を去らない」
應声をウィキで調べた。
人間がこの病気に侵されると、高熱が10日間ほど続いて苦しんだ後、腹に出来物ができ、次第にそれが口のような形になる。この口は病気になった者の喋ったことを口真似するため、応声虫の名がある。喋るだけでなく食べ物も食べる。自ら食べ物を要求し、これを拒むと患者を高熱で苦しめたり、大声で悪口を叫んだりもする。

そんな虫、この絵にいた?
蛇みたいなやつかなぁ…?
應声が妖怪なら、くちなわもただの蛇じゃなくて妖怪かね?
女を身ごもらせた蛇の妖怪。

*くちなわ
http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/2360665.shtml
くちなわが男に化けて毎晩娘に通う。
後をつけると東の岩のくちなわだったので、
頭に釘を打って殺そうとした。
話を立ち聞きすると、娘に子を仕込んだというが、
酒を飲むと流れてしまうと話し合っていた。
だから五月の酒は女が飲むものだ。

周りに咲いている花の色がふんわりとしたきれいな色。
真ん中にはこちらを向いた骸骨。
素敵だなぁと思った。
前に飾られている「転換をつなぎ合わせる」
次に飾られている「四肢の統一」
と比べて、一番人間らしい感じがした。
骨にも一応男女差はあるけれども、あんまり気にしなくていいから、
穏やかでいられそうだなーって思った。
だって、一番最初の絵が、子宮を誇らしげに見せて微笑んでるんだもん。

「四肢の統一」の表装が真っ黒でかっこよかった。
これの絵も好きだった。
意思がないところが、神様の意思っぽくて。

★ナルシシズム
ナルキッソスっていうのかー。

★彼方
「無傷の標本」
ちょっとチープなエロさ?を感じた。
これ見よがしな股の切れ目とか、青い色と緑の草など。
纏足みたいに、美しくなるためにわざとやるものだと思ってた。
でも、今調べたら先天的なものってでてきたよー。
先天的なものを扱ったのはなんでだろ?
解説忘れちゃった。
兎唇にはヒトとしての歴史が詰まっているとかだっけ?

映像作品もありました。
松井冬子本人に髪の毛がまとわりつく映像。
しっぽの長い犬が円を描く映像。
白い液体が震えて形を変え続ける映像。
黒目から液体が漏れ出る映像。
それらが、ハァハァという呼吸音とゴーという音、
子宮かな?の音に乗っています。


*備考
対談
http://www.gei-shin.co.jp/comunity/04/14.html
| 21:51 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |
買ったCD、聞いたCDを列挙していくだけの記事。
2011年は、何を買ったか覚えていないので、
あいちゅんに取り込んだ日時を参考にして。
それも途中でPCを買い替えたので不確か。
買ったのには★、借りたのには◆をつけています。

1月
◆宇宙戦隊NOIZ「GENOM EMOTION」
(オフィシャルで無料配布していたアルバムです)

2月
★ADAPTER。「Please Please You」

3月
★XA-VAT「艶℃」
★ADAPTER。「音遊戯。」
★the studs「studs.」

4月
★ADAPTER。「裏艶。」
★Highfashionparalyze「Spoiled」

5月
◆cali≠gari「10」
◆ムック「カルマ」
◆ムック「朽木の灯」
◆ムック「是空」
◆戸川純「JUN TOGAWA TWIN VERY BEST COLLECTION」

6月
なし

7月
★新宿ゲバルト「海賊版」

8月
★9GOATS BLACK OUT「Rorschach inkblot」

9月
★NESS「NESS DEMO DISC」
◆lynch.「I BELIEVE IN ME」
◆Cocco「エメラルド」
◆Sigur Rós「Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust」
◆DE DE MOUSE「A journey to freedom」

10月
◆メリー「アンダー・ワールド」
★L'Arc-en-Ciel「XXX」
★amber gris「pomander」
★Moran「Apples」
★電子音楽部「電子音楽部」
◆電気グルーヴ「20」
◆谷山浩子「SUPER BEST」
◆GO!GO!7188「アンテナ」
◆中島みゆき「ララバイSINGER」
◆中島みゆき「大銀幕」
◆山口百恵「百惠辞典」
◆中島みゆき「恋文」
◆毛皮のマリーズ「ティン・パン・アレイ」
◆cali≠gari「cali≠gariの世界」
◆globe「globe decade -single history 1995-2004」
◆石川さゆり「石川さゆりオリジナル大全集 とき」
◆ピンク・レディー「ピンク・レディー〈TWIN BEST〉」

11月
◆クラムボン「2010」
◆中谷美紀「MIKI」
◆Björk「Post」
★9GOATS BLACK OUT「Draw」
◆BUCK-TICK「RAZZLE DAZZLE」
◆capsule「MORE! MORE! MORE!」
◆Pizzicato Five「singles」
◆CASCADE「VIVA NICE BEST」
★「CRUSH! 2 -90's V-Rock best hit cover songs-」

12月
★NESS「NESS」
★L'Arc-en-Ciel「CHASE」

こんなもん。
購入枚数は16枚なので、2010年より減った。
固定のバンドが好きになって2010年に全部買い集めた分と、
新しいものを聞いている余裕がなかったので
2011年は少ないんだ。

2012年は、2月にいっぱいCDが発売されるよー。
ラルクが8日、9GOATSは14日、ADAPTER。は22日だ。
楽しみー。
| 23:03 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |

いまだに2011年を引きずっております。

2011年は前半は抱一の生誕250年ということでいろいろ見に行っていたんだけど、
後半はあまり見に行けなかったなぁ…
あと、現代美術を見ることが多くて考えることも多かった。
西洋画はまったくわからないので、いつか見に行けたらいいねぇ。

★今年行った展覧会を列挙してください
 また、印象に残った作品を挙げてください

小谷元彦
「幽体の知覚」
@森美術館
→「ファントム・リム」かなぁ…今も思い出すことが多いです。

酒井抱一
「―琳派の華―」
@畠山美術館
→十二ヶ月花図だろねーやっぱり。

「琳派芸術」
@出光美術館
→銀色の屏風!きれいー。小さいのもきれいだった。
 夏の野菜を書いたやつは色がきれいだったから覚えている。
 川が流れている屏風は270度の鑑賞に耐えられる構成がすごいと思った。

鴻池朋子
「隠れマウンテン 逆登り」(11.4.4)
@MIZUMA ART GALLERY
→本の挿絵は、鉛筆で書かれていたけどいろいろあって感心した。

「江戸の人物画―姿の美、力、奇」(11.5.1)
@府中市美術館
→波の中で座禅を組んでいる骸骨の絵。
 象に乗っている美人。

児島虎次郎
「あなたを知りたい」と常設展(11.5.6)
@大原美術館
→とにかく、全部でっかくて。
 西洋画ってこんなにでっかいんだと思った。

「高橋コレクション」
@タブロイドギャラリー
→会田誠さんの飛行機が飛んでいる屏風。

「北斎とリヴィエール 三十六景の競演」(11.9.23)
@ニューオータニ美術館
→最後に飾ってあった「虹」

「コビケンは生きている。−高橋コレクションより−」(11.12.16)
@タブロイドギャラリー
→小谷さんの仏像みたいな彫刻。

会田誠
「美術であろうとなかろうと」(11.12.16)
@トーキョーワンダーサイト本郷
→高田さんの日本列島ち○こ。

抱一ので千葉でやっていたもの、
知った時には関東での開催が終わっていたジパング展には行きたかったな〜

★印象に残った展覧会は?

鴻池朋子
「隠れマウンテン 逆登り」(11.4.4)
@MIZUMA ART GALLERY
→震災の後で、鏡に「見る人よ 地震の後に何を見る」という紙が貼られていて。
後ろには強い瞳をもった人の絵。
鏡には自分の顔。
それらに囲まれて、身が固まった。

見て、考えて、発する。
その過程の楽しさ・苦しさって感じ。

★来年は?

松井冬子女史の個展にまずは行きたい。
テレビでやる前に行きたいから、年明けすぐだねー。
年明け早々見るものではない気がするがいいのだ。

それがよかったら、成山画廊での下図絵展にも。

| 22:59 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |

フォト


こちらも会期を過ぎていますが…

トーキョーワンダーサイト本郷で開かれていた「美術であろうとなかろうと」
会田誠さんの名前があったのと、
企画が面白そうだったので行ってきました。
http://www.tokyo-ws.org/index.html

企画というのは、段ボールで作った作品作りに誰でも参加できるというもの!
また、木金土日は本人がいらっしゃるというドキドキもん。
他にはどのような展示があるのか知らずに行ったのですが、他の展示も面白かった!

会田誠さんの企画した段ボールの作品。
作品の意図と、作り方を説明する30分ほどのビデオを見ました。
それから実際に作成する部屋に行ったのですが、臆してしまって参加できませんでした…
ぜひともチキンじゃないひとは作成に参加してみてください。
来年末の個展に出展するそうですよ。

他には、会田さんの初期の作品。
ラフなものが多かったです。
「下手」と書かれた掛け軸を見たばっかりのところに、
今度は「内容はないよう」と書かれた掛け軸の登場。
これでいいの、ずるいわー。

TEAMまこぷりさんのボートにコラージュした作品が、
人のぱっぱっぱーな頭の中がそのまま出てきたみたいと感じた。
特に、寝室の下品なエロ具合が。
「まこぷりモード」(ブログ)
http://ameblo.jp/makopurin/

劇団☆死期さんは人形劇のビデオ上映と、台本、実際に使った人形の展示。
よくわからんかった。

林千歩さんは、写真と映像3本、映像で来ていた衣装、映像の絵コンテ?の展示。
キグルミを着て、顔は劇団四季ばりのメイク。
映像よりも、おやじメイクで女子高生の服を着て、
おじさんたちと笑顔でピースしている写真が好きでした。

外国人メイクでキメポーズをとっている写真が、
歌広の廊下なんて誰が思うだろうか。
映像見るまで気づかなかった。
ハゲおやじと、外国人メイクの女性がカラオケで盛り上がる映像。
廊下で寝っころがって踊ってたり、こういうアホなのが好き。
でも、オヤジのチャックからバナナが出てきたのに白けた。

で、最後に高田冬彦さん。
これぞ「美術であろうとなかろうと」といった感想。
今までやったことを紹介したファイルと映像作品が3つありました。
ファイルを全部読んだのですが、有名になりたいがために勝手に「高田冬彦祭り」と題して、
お祭りジャックしてしまったり、かなりアホ。
不細工でいじめられていた同級生女子、ペニス、有名になりたい!がメインテーマ。
なんか映像は部屋で撮ったやつばっかりで、こんな隣人いやすぎる…

私が見てきた映像が、ユーチューブで公開されていたのでどぞー。
http://www.youtube.com/watch?v=7G46YMyQjBY

逆再生を交えているのは、破壊と再生を現すためらしいけど、
いうこときかないち○こに振り回されてるようにしか見えんww

女子高生にふんした作者のスカートを下からのぞくと、
何故かノーパンで、ち○こを器用にまたにはさみながらワルツを踊る映像もあった。
あたし、こういう下品な下ネタ大好きだから面白かった!
意味とかどうでもいいよね!ただ単に面白かった。お笑いっぽい感じで。

他は、不細工女子とブリトニーの巨大ハリボテをぶつけて戦わせる映像。

初めて見たブリちゃんのやつもユーチューブで公開されてる!
2009年にして、顔に肉をくっつけて踊ってるとか、ガガ様より天才なんじゃね?

とりあえず、高田さんはオススメー!
この作品にはなにか深い意味があるのか?とか考えてみて、無駄だって思うのが楽しい。

| 17:32 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |



会期が終わってしまったものですが、記録用に。

鴻池朋子さんの作品を見て気に入ってから、
現代美術に興味が出てきたので、
鴻池さん周辺を手掛かりに追っていっています。

今回見に行った「コビケンは生きている。-高橋コレクションより-」は、
ブルータスの特集に合わせた企画展です。
http://www.tabloidgallery.com/exhibitions/599/

今回の展覧会のキュレーター鈴木芳雄氏のブログにいろいろ図が載っています。
「フクヘン」
http://fukuhen.lammfromm.jp/?p=14944

高橋コレクションは、精神科医の高橋先生が買い集めた現代美術のコレクションのこと。
以前も高橋コレクションをタブロイドギャラリーまで見に行きました。
その時に、会田誠さんと山口晃さんの作品に興味を持ちました。

鴻池朋子さんと小谷元彦さんは、楽しそうな展覧会を探していた時に偶然発見しました。

その気になっている4人の作品がいっぺんに見れるということで、ぜひ見たくて。
作品数は少な目かな?
でも、おっきい作品が多くて見ごたえがありますし。
ギャラリーなので、入場料は無料です。
それを考えたらすごいかも…

小谷さんの「SP4」
他の作品の印象から「あんますきじゃねぇ…?」って思ってたんだけど、
百合の花?を頭につけた裸婦の彫刻の影がとってもきれいで、これが一番好きな作品でした。

山口さんの「日月圖(ず)」
月の仏様?神様?を黒、太陽のそれを黄色で書いた2枚組みの絵。
年賀状とかにある、ぽんぽんしながら絵をかくやつみたいに、ぼんやりしてたけど、
濃淡で輪郭をつけているようなやつ。
月側にだけ、無機物的な描写があったのが気になった。

会田さんの「大山椒魚」
あんまりどうも思わないタイプの美少女絵。
手前でうつぶせになった少女の胸の下から股にかけてのラインの、
骨があるが故のボコボコ具合とか、おしりの割れ目の陰影とかそういったところがやばいと思った。
乳首を陥没させるのは、会田さんの趣味なんですかね?

鴻池さんの「無題」
金箔を吐く骸骨と鹿。
骸骨に反して、鹿ちゃんが円くてふわふわでかわいらしいの、骸骨までかわいく見てくる不思議。
私の持つふすまに対するイメージが柔らかいってことも影響してるのかな?
以前見たときは恐ろしい印象しかなかったんだけど、この絵はとてもかわいく見えました。

会田さんの「雲古蜚蠊図」
これ、読みがなは「うんこごきぶりず」ね。
金箔の無駄使いがいっそすがすがしいわ。
会田さんの作品が多かったんだけど、「美しい旗」みたいなちゃんとした絵と、
こういった絵とか美少女とかいろいろできてすげぇなーって思った。
一番ひどかったのが、紙に「下手」ってへたくそな字で書いてる掛け軸ね!

山口さんの「九相圖」
九相図ってのはよくある画題らしいねぇ〜
人が死んでから腐って、骨になるまでの図。
時代設定は昔なんだけど、腐っているのは半分馬で半分バイクな生き物。
「厩圖」にも同じ生き物が。
現代と昔と不思議がごちゃまぜで、和風の絵なのに画材は洋もので、
そういうめちゃめちゃなところが面白くて気になりました。
絵もめっちゃ細かくて、ウォーリーを探せみたいな書き込みの多さ。
絵本になったら面白そう!

松井冬子の個展のちらしがあったから、もらってきた!
次回はこれを見に行こうと思います。

| 17:32 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |



入ったらちょうでっかい掛け軸がどーん、どーんとね。
曽我蕭白「寒山取得図」というやつ。
実物大の人間らしい。
しかし、それ以上の大きさに見えた。

葛飾応為「河畔美人図」の着物など鮮やかであった。
表層がしゃれておった。

西洋画が入ってきたばっかりのときに、日本人が書いた西洋風の絵が面白かった。
掛け軸なのに、日本画じゃないけど、油絵でもない…

勝川春章「見立江口君図」
象の上に花魁がのっている、よくあるやつ。
でも、すごいきれーだったよー。
上に乗っている花魁の姿勢とか顔も美人だし。
象の上に乗ってる感が、前期の作品よりあった。

月なんとかさんの「仙人図押絵貼屏風」
仙人が何人も並んでいる屏風が面白かった!
太くなったり細くなったりかすれたりの線の感じがきれい、というか上手…?というか。
さすがー!というか…
ポーズによっての書き分けっていう展示テーマも面白かった。
その瞬間をきりとった画家のセンスと、時代性みたいなテーマだった気がする。
あと、西洋っぽさがあるポーズなど。

こりゃすげー!って思った絵の作者を見たら北斎だったので、北斎すげええええ!だった。
てゆうか、保存状態がよいのかオレンジ色が鮮やかでそれがずるいよねー。
このほかにも時代が時代だからかもしれないけど、色がきれいな絵がいっぱいあった!
葛飾北斎「花和尚図」

蝦蟇仙人などが書かれた墨の屏風。
みんな表情がちがくて、おもしろかった〜。
かえるの表情がかわゆすぎ。
仙人熟睡しすぎ!とか、仙人鼻毛!とか。
個性あふれた。野趣あふれた。
ポーズのところにあった仙人はちょう清潔で、(紙が白いのもあるけど…)
ちょう怪しい人間ぽかったけど、
こっちは不潔で仙人っぽい。
曽我蕭白「仙人図」かな?

佐竹曙山(さたけ しょざん)の「蝦蟇仙人図」
カッパみたいな蝦蟇仙人きもちわるい。。。
子供向けの絵を見ながら答えるクイズがあって、
この絵のクイズ「この中に描かれていないものは?」の選択肢にカッパが入っていて、
わ〜絶対間違えるわと思うぐらいの緑とはげ具合の仙人でした。
迫力ありすぎっす。
かえるも本物だったよ、柄とか。

丸山応挙「波上白骨座禅図」
すっごい大きな掛け軸。
標本のように正確な骸骨が、荒れている海の上で座禅を組んでいます。
死んだままミイラになるっていう即身仏は聞いたことあるけど、骸骨になってしまうとは…
でも、死んだままというよりかは、生きたまま骸骨になってしまったような印象。
何十年もそこにいて骸骨になった感じがしなーい。
てゆうか、まだ生きてるっぽい。

仙儺想陝幢髑霓沺廖峪愀酩杪淇沺
「髑髏図」はとってもシンプルに、ああ、死んでも月は昇るし骸骨だって自然の一部で背景なんだなぁって思う絵。
「指月布袋図」は布袋さまが子供たちと遊んでいる絵なんだけど、これがちょうかわいい!
なんつーの、ちょっとみこのかわいさはニコニコとか2chぽいかわいさだよね。
子供の表情と尻の感じが「あへへへ」みたいな。
「月がおちてきたら」なんだっけ?
だれにあげよう?とってあげよう?わすれたよー。

最後にスタンプを使って、屏風を作って終了した。
仙儺想陲帆床肅白が好きになった!
なんか、府中市美術館おもしろい。
今回2回目なのだけど、前回も今回も個人蔵の作品がいっぱい。
なんだかそれが珍しい気がして。
こんなすばらしいものを個人でもてるなんて、なんてこと…
鴻池さんの絵も売ってはいたんだけど、一生かえないわ。
家具としての日本画が欲しいです。

おいしいケーキ屋さんも見つけたし、また府中に来る機会があればいいなぁ。
しゅわしゅわのスポンジとこってりのクリームのロールケーキまた食べたいっす。
とりあえず、競馬したいし。
6月は競馬場にいくわ。
でも、今回帰り道にあれくるったおじさんがいて怖かったんだよなぁ…
多分、競馬に負けたんだと思うんだけど。

| 22:01 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |



公式サイト
http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1297185060.php

もうとっくに会期は終わってしまったのですが、記録。

白黒もカラーも細かいかきこみがすごいとか、色が派手で楽しいとか、
書かれているものもファンタジー?っぽくて面白くて好き。
なんですが、書いている人の考え方が素敵なので。

ただ好きなものを書いているだけではなくて、
私たち観客に考えることを求めているというか。
「見る人よ 何を見ている」の一文が示すように。

見に行った日は地震の後でした。
鏡があって、紙が貼ってありました。
そこには「見る人よ 地震の後に何を見る」という言葉が書かれていました。
すぐ近くに強い目をした少年?の絵があって、私の目は鏡に映っていて、言葉が書かれていて、
その三つのことがらの中心に立った私は、とても衝撃を受けました。

隠れマウンテンは、思考のマグマがゲロのように吐き出されている山。
だったけかな?
もう忘れてしまったよー。
その山の頂上への登山は、下へ下へ向かうものなので「逆登り」というわけです。
下へ下への移動を落下という速度のあるものではなく、
逆登りという重さのあるものにしたのが、そうだよなーって感じで。

挿絵シリーズの絵がいろんな種類の絵を全部えんぴつで書いていて、
色の濃淡とかがあって、筆跡も見えてすげーでした。

キャンパスにふすまを選ぶ理由。
なんだっけ?あけちゃいけない家のおくっかわの秘密的な?
それがイイ!みたいな?
わすれちゃったよー。

地震の影響で休廊中のタブロイドギャラリーで、また鴻池さんの絵が出展されるようなので、
早く治らないかなーという気分です。
その前に、江戸東京博物館のやつーも楽しみ。
山種美術はいけなかったし、写楽展も行けるかビミョーだー。

| 20:25 | 見たもの・聞いたもの | comments(1) | trackbacks(0) |

東急でぐるぐる回って五反田まで。
そしてそこから徒歩15分。

こじんまりとした美術館で落ち着きます。
なにより、お客さんが少ないのがさいこー。
国立博物館とか大きい展覧会にしか行ったことがなかったので新鮮でした。
作品数は多くないけど、ゆっくり見られて贅沢でした。

印籠についてる根付がかわいかった。
こうもりとかきもちわるい猫にしか見えない。
こうもりの顔って、言われてみればこんな顔に見えなくもないが…
なんか違う…という。

小謡の本がきれいだったー。
金泥のつたっぽい絵。

それから、鈴木其一の絵。
小さくてこまごまと書き込まれているんだけど、
奥のほうのぼやけ具合で遠くまで続いているようで。
いい感じに夢っぽく。

あとは陶器類。
平たいお皿5枚組が北欧っぽい主張があって、
でも色使いは茶色がメインで地味っぽい。
茶器のずんぐりは理解できなかった。
何かのお皿はふたの茶色のつやつやがよし。
小さいお香を入れる器のずんぐりはかわいいのでよし。

兎の扇の絵は、解説見るまで右半分の金が月とは思えなかったけど、
見たら納得。

馬の絵は飛び出てた。

十二ヶ月花鳥図は1月から6月まで。
見たことあるのよりサイズが大きいきがする!
花でっかい!
横に並んでいる四季花木図屏風と比べても迫力に遜色なし。

2月の鳥が1月から飛んできたよう。
枝の高さや生える向き、鳥が飛んでいる方向。
そういうのを考えてみると、じぐざぐに視線が動く。
1月の梅などの白い点々とか、ほんとに絵の具が盛ってあって飛び出てる。
それなのに、はっぱは輪郭がなくてぼやけてる。
5月の青が日本ぽく6月のオレンジが日本ぽくなく。
鳥はどれもかわいい。
すずめなんか、実物を近くで見たことがあるからなおさら。

あああ、細かいところが思い出せない。
やっぱり、ポストカード買えばよかった…
皇室の名宝のときに見たやつはいっぱい画像が出てくるのになー。
6月の花が百合となんだったか思いだせん。

1月は梅、2月は菜の花、3月が桜、4月が牡丹、5月が菖蒲、6月が百合。
鳥はもとより覚える気なしだが…
鶯・つばめ・すずめは覚えている。

十二ヶ月花鳥図は何個かこの世にあるらしーよ。
三の丸尚蔵館のやつを皇室の名宝で見たのとこれで2回目。
あと何処にあるんだろ?

四季花木図屏風は、花畑が何個も連なったような印象を受けました。
右にある花がくるっとなってるので、目線が左にとってある空間に戻される。
左に外があるお屋敷に飾られていたのかしら…?

ひとつひとつがとっても細かくて、近くで見ると楽しい。
でも、遠くから見ても青白オレンジがきいておる。
右から左に春夏秋冬ってなってるらしいんだけど、花の名前が分からないので、
どうしてそうなるのか分からない。
だって、朝顔がわりと左よりじゃん。

後期は2/19から。
風神雷神と十二ヶ月花鳥図を見に行きたい。

| 00:01 | 見たもの・聞いたもの | comments(0) | trackbacks(0) |

先週見に行ってきました。
http://www.mori.art.museum/contents/phantom_limb/index.html

私は、現代美術や現代文学のおしゃれ感とかナルシスト感とか、
痛みの物化、痛みをそのまま表現しているようなのとか、ファッションとかアイコン的な。
まさしく私自信を見るのできらいです。
でも、面白いものを見るのは好きですし、そういった表現の成功しているものを見るのは楽しい。

一番きらいな分類に入る作品が一番心に残った。
それがむかつく。

その作品というのが、作者自身の血液を混ぜたシャボン玉を飛ばしている映像。
飛んでいるシャボン玉は、ちょっときたない液を使っているようにしか見えないんだけど、
割れる瞬間にそれは確かに血液になり、白い壁にしずくが飛び散ったときにはその人のあとになる。
無料で貸し出される音声解説で作者は「小さな自殺をくりかえしているようなもの」と。

視覚的には嫌いでも、そこから得たものは好きなことだったからむかつく。

あと、インフェルノ(地獄)って作品がおもしろかったー!
上下鏡の部屋があって、360°は映像。
速度や流れる方向が変わるんですよ。
で、今くっそーって思ってるのが、この部屋の形ってなんだったけってのがわからん!ってこと。
なんか、思いつきでしかないし、そうだったらいいなーってのは8角形。
法隆寺の夢殿といっしょだったら素敵じゃん。
でも、8角形以上あった気がするー。

骨のうずうずが思ったより小さくて精密でびっくりした。
あれはもっとちいさくして、家に欲しい。

白い部屋が一番素敵だったな。

追記はみくしからのコピペ。

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